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実写版『攻殻機動隊』を見て押井守監督は何を思ったのか?

2017年4月10日

4月7日(金)から公開される映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』。今までに公開されている予告編では1995年の劇場用アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』をオマージュしたシーンも見受けられ、興奮が収まらない『攻殻』ファンの方もいるのではないでしょうか。

今回は『ゴースト・イン・ザ・シェル』の公開を前に、本作に多大なる影響を与えた劇場用アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、そして続編『イノセンス』を手がけた押井守監督にインタビューしてきました。

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――電脳や義体、ネット犯罪など時代を先取りしていた『攻殻機動隊』(以下『攻殻』)ですが、最近はVRやAIが身近な存在になり時代が少しずつ追いついてきているように感じます。そういった時代の流れの中で、今後の『攻殻機動隊』はどんな作品になって行くのでしょうか?

押井守:いやーそれは誰にも分からない。ただ、バーチャルとかデジタルとかハッキングも、『攻殻』が作られた当時から概念としてあったんだよね。小説の世界では昔にやってたことばかりで、それが現実になったってだけの話です。デジタル社会の警告とか、テクノロジーの警告とか、僕は関係ないと思う。『攻殻』でやりたかったのはもうちょっと古めかしい事だから。20年どころか200年前から変わってないこと。

要するに人間だけがなぜ身体を再確認する過程が必要になるのかとか。身体論だと思う。人間ってどう言う風に意識ができてるのか、本当に横にいる人間とおんなじ現実を見ているんだろうかとか、そういうことを誰がどうやって保証するのとか、だから人間が生きることのリアリティって本当はなんなのっていう。それは僕が『攻殻』に限らずずっとやって来たこととほとんど変わらないと思う。人間にしか興味ないから。だからテクノロジーやバーチャルに実際そんなに興味があるわけじゃないんだ。だからこそ、わりと冷徹に見てるのかもしれない。あまりそういうものに極端に希望を持ってないし絶望もしていない。

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ただ実際、1995年の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は時期的に攻めてたから、ちょっと早かったのかもしれない。そもそも士郎正宗さんの原作がなければあり得なかった話だけどね。あれを通過することで自分なりに読み替えただけだから。今回の映画はそれが随分整理された。“記憶を感知する”ということで決着つけちゃっていいんだろうかという。言っちゃえば哲学的には大幅に後退している。でもその分、人間が体を失うこととか記憶を失うことの意味を具体的な映像や絵面で説得しているんですよ。これはとても大きなことで、アニメーションにはできない。やっぱり具体的に生身の人間が肉体を通さないと表現できないよ。役者さんの身体がささえている映画であることは間違いないと思います。

だからこそアニメーションはアニメーションでできることを考えるしかない。同じようなことはできないから。でも今は途方に暮れてるところ。自分がアニメを作る機会があるとしたら、結構な作品を完成させるっていう自信はあるんだけれども。それ以上のものにならないんだったらあんまりやる意味がないからね。でも『攻殻』や『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』でやったような、アニメで表現できる新しいテーマは今のところ思い付かない。今は正直ハリウッド映画の方が表現としては質・量ともに上というか、逆転しちゃったんだよね。だから今の日本のアニメーションがハリウッド映画とかアメリカ映画に与えるものは何もない。演出も含めて停滞してるんだよね。

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